黎明期のビデオゲーム(裏街道編)メモ書き
■ゴールデンポーカー・ダブルアップ(ボナンザ・エンタープライズ/1980?)
日本における賭けポーカーゲーム機の代名詞。
ボナンザ・エンタープライズは横浜市に本社を置いていた貿易会社で、海外製ゲームの輸入販売などを行っていた会社。
ゴールデンポーカー・ダブルアップは海外カジノ向けの名目で国内で作られて、実際に輸出もされた様だが、国内にも(こっそり)販売されていた。
大体は893経営の喫茶店などに置かれ、「ポーカー喫茶」などと呼ばれていた。
その他だと個人経営の小さなゲーセンに置かれていた。
標準では1回100円だが、オプションで1,000円札を入れられる物もあった。
負けるとお金は飲み込まれるが、勝つとクレジットが増える。
終わる時は店員に言ってクレジットを払い戻す形で返金される。
風営法がゲームセンターにも適用される前に作られた為、存在自体は法の適用外になり、割と長い間残っていた。(もちろん、払い戻しはしてくれない)
勝った時のBGMは「草競馬」。
この頃の他のゲームと同様、海賊版が存在する。