東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.

http://www16.big.or.jp/~zun/html/th09top.html
かなり楽しいです。
でも東方シューティングとはちょっと趣が違う感じだし、目新しさもそれ程ではない
ですね。


ですが、その辺を考慮しても楽しい。
パターンではないので覚える必要は無いですし、比較的短時間でプレイ出来るというの
も私にとって有難いです。
キャラごとの特色も出ている感じがするし、気違いの様に弾がばらまかれる様は東方っ
ぽい感じ。
どうしてこのキャラなのかな?っていう部分はもうちょっとやり込まないと解からないかも。
惜しむらくは対戦相手を見る余裕が無いって事。
このゲームってギャラリーするのが一番楽しいかも。


紅魔郷以降の東方シリーズの素晴らしい所っていうのは、キャラ設定もあるけど
一番重要なのはボスの攻撃方法に名前を持たせ、なおかつその攻撃との対戦成績
を記録出来る
という点にあると思っています。
いわゆるスペルカードシステムと呼んでいる物です。
それ以前もボスが攻撃方法を変えていくという事はあったし、弾幕というような
弾ばら撒きもあった訳です。
呼称は「第一段階」とか「攻撃パターン1」とかそういう風に呼んでいたと思います。
そこに名前を持たせて、しかも攻撃パターンと意味合い的な関連性も持たせて、物語性
とも関連を持たせた。
「シャコのえび反りレーザー乱射」だとそのまんまですが、「カゴメカゴメ」であれば
そこに物語的意味まで含まれるのです。


ですが、今回はこの辺の意味合いが薄いんですよね。
だから面白いんだけど東方らしさが薄い。
ですがチャージアタックなどをした時のカットイン、これに書かれている文が興味深い。
「行雲流水」や「快刀乱麻」、「全身全霊」はまさにその通りだなぁ、と。


あと、幽香の台詞。
霊夢「あらお久しぶりね。まだしがない巫女やってるのね。」
魔理沙「あら、まだ生きてたの。随分と大きくなっちゃってねぇ。」
にはニヤリとさせられました。ファンサービスですね。