東方とアイマスの二次創作動画に関する類似点

握力 さんより
http://d.hatena.ne.jp/wonder88/20080720/p1


興味深い話。
原作は知らないが二次創作のファンであるというパターンは昔からチラホラ見る事があったが、
大抵は原作にも興味を持ち、更にハマって行くというものがほとんどだった。
だが、最近は確かに二次創作だけで完結してしまうパターンを良く見かける。


二次創作の表現形態が同人誌等の場合はそれなりに次の作品が出てくるまで時間があるが、
ニコニコ動画などの動画サイトでは非常に発表サイクルが短く、また人気ジャンルになれば
多くの人が続々と作品を発表し続けるのでネタに枯渇する事も無く、原作まで手を伸ばさなくても
楽しい状態が持続出来るのだ。
これらにハマってる人からすれば面倒臭そうな原作をやってる暇があるならば、次の動画を見て
コメントしたいのだろう。タダだし。


これらの図式はアイマスと東方はとても類似している。
ファンとしては「とりあえず原作やれよ!」と言いたい所だが、押し付けだけでは理解はなかなか
得られない。
だから宣伝動画を作るが、なまじそれが単体でも良い作品となってしまうと原作を知らなくても
楽しくなってしまう。原作の楽しさを伝える目的のものとして優れているハズが結果として
原作を知る必要性が薄れてしまう。
このジレンマはどう解消すればいいのだろうか。


原作厨とか購入厨という言葉もある。
ネタで言ってる人もいる事は理解出来るが、この言葉には何とも言い難い感情がある。