THE IDOLM@STER 2nd Visionの件

(まだ大阪が残ってるけど)今回のツアーやら雑誌やらで情報公開された部分をまとめてみると
下記は無いのかなと思いました。

ニンテンドーDSでゲームが3本発売される
・各1本ごとに3キャラ新登場で合計9人追加

理由は、最初のディアリースターズに採用された声優さんです。
あまり知識が無いので日高愛役の人がかろうじて「何か聞いたことあるなー?」くらいで、それ
以外は「誰それ?」という感じで聞いていたのですが、帰宅してから確認してみたら現在トップ
クラスで活躍されている声優さんばかりなんですね。
今までの追加はアーツアイムの新人さんばかりだったのに対し、明らかに基準が違います。
これを考えるとさすがにこの基準であと6人出してくるとは考えにくい。
もし出すならもうちょっとバランスを考えて割り振る様な気がします。


例の商標登録されている件を考えるとDS版で3本出すのはありそうですけど、もしあっても主人公は
同じままの連作か路線を変えた物になるでしょう。
でも今回はディアリースターズしか発表されていないのです。
SPの様な同時3本や、連作3本ならタイトルだけでも同時発表するんじゃないかと思うんですよね。
登録商標の件は「最終まで残った3候補をとりあえず登録した」と考えた方が今回のケースには合って
いる気がします。


あと、キャスティングで思うのはゲーム展開だけで終わらないんじゃないかという事です。
今までもCD、コミック、CDドラマ、ラジオなどはありましたけど、その上、要アニメ化があるのかな
という気がして来ました。
(というかアニメ化くらいしか思いつかない)
プロジェクト名にVisionと付いてる事からも映像関係での展開である事が伺えます。
新人がトップアイドルを目指すストーリーの中で既存キャラが先輩、ライバルの様な位置付けで
ゲスト出演する様なDSゲーム版と同じ方向性がやりやすいし、新規の人には受け入れられやすいかな。
第1弾はゲームで来ましたが、第2弾か第3弾にこの発表があるんじゃないかと。


アイマスはニッチな層を対象としてここまで進んで来ましたが、今後もっと大きな物を目指していく
つもりであれば一般層の取り込みは避けられない物。
その布石であるのが今回のニンテンドーDSディアリースターズなんだと思います。


ここで必ずある疑問が「じゃあ既存キャラはどうなるの?」という事。
アイマスはゲームそのものよりキャラクターと声優(これはセット)と歌が肝になっているので、
既存キャラを切ったり、フェードアウトさせていくのは明らかにマイナス。
むしろアイマスというコンテンツ自体が崩壊しかねない話です。


それに、名古屋公演時に次回作で765プロ961プロの面子が加わるという事が公表されていますし、
DS版から見えてくる構想は、

・既存キャラメインの展開(既存ファンに楽しんで貰う方向)
・新規キャラメインの平行展開(新規ファンを取り込む方向)
・その後に繋がる共演(または競演)

こんな感じなのかなーと。


バンナムが本気であるならば、既存ファン向け方向の布石はアケマス2(もしくは1.5)が効果的かな。
アーケードゲームは現在市場がまずいのですが、そんな時にこそこれをやられたらファンは本気だと
判断せざるを得ません。
アケマスで「SP3本統合+過去曲のほとんどを網羅」みたいな事をやられただけでもファンへの
破壊力は計り知れません。
「そこまで危ない橋は渡れない」というなら据え置きゲーム機で上記1.5的な物ですかね。
容量的にHDDインストール前提じゃないと辛そうですけど。
とりあえずL4UとSPのDLCだけという事は勘弁して欲しい。


上に挙げた話が実現化していくとしたら新規向けの方が派手なプロモーションになりそうなので、
ファンコミュニティ内での衝突や確執はあるだろうし、避けられないかな。
せめて、派手さは新規向けで、力の入れ様は既存向けでという事でお願いしたいかな。


最後には「みんなまとめてアイドルマスター」となっていればいいなぁと思います。